ごあいさつ
 

本会は、大正4年に「帝室制度審議会」に調査・報告を提出する目的で、のちに第35代内閣総理大臣となる平沼騏一郎先生等によって創設されました。

その後、昭和14年には、当時の政財界、官界、学界の御支援、ご助力を賜り、財団法人の認定を受け、古典籍を収蔵する「専門図書館」並びに、国学、漢学の調査、研究、教育、成果の公表を行う「東洋文化研究所」の二大事業を運営して参りました。

不幸なことに、先の大戦において物質的人的被害を受けましたが、近衛内閣で大臣を務めた、小倉正恒先生を中心とする後援会組織によって正常化され、昭和40年には、西大久保の地から玉川学園に、また平成30年には新宿区の現在地に移転し、東洋学、日本学の研究拠点として今日に至っております。

本財団は、平成24年4月1日に内閣府公益認定等委員会によって、東京都認定所管特例財団法人から、内閣総理大臣所管の公益財団法人へと、移行認定されました。

公益法人として、より多くの方々に資するよう活動して参りますので、何卒倍旧の御支援、御鞭撻を賜りますよう御願い申し上げます。

公益財団法人無窮会
代表理事
井上 義久
今昔文字鏡 電子公告

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